助産師外来とはどんなところ?

助産師による助産師外来はメリットもたくさん!

助産師外来とはどんなところ?

最近、産婦人科に併設されるのを目にすることの多くなった「助産師外来」とは一体どのようなものなのでしょうか?助産師外来とは、簡単に言うと「助産師による妊婦健診や産後ケアが受けられる外来」です。一般的に、産婦人科では産婦人科医が妊婦の検診などを行いますが、これを助産師に一任しているのが、助産師外来という訳ですね。

これまでは、病院の産婦人科で名前を呼ばれて診察室に入ると、医師が迎えて診察台(分娩台)へという流れが普通でしたが、助産師外来では助産師が妊婦を迎え、検診を行うということになります。これは、従来の医療現場から考えると、非常に大きな変化の一つだと言えるでしょう。

では、助産師外来にはどのようなメリットがあるのでしょうか? まず一つ目は、近年問題となっている「産婦人科医の慢性的な不足」を補うことができるという点にあります。最近は、出産に関する訴訟リスクが高いこともあり、産婦人科を志す方が非常に少なくなってきています。

そのため、産婦人科医は全国的に不足しており、この医師不足を補うという意味で、助産師外来が注目されているという一面があります。

二つ目に、妊婦さんがリラックスして検診を受けることができるというメリットがあります。妊娠は病気ではありませんが、妊婦さんは医師による診察だとどうしても緊張してしまったり、聞きたいことも聞けなかったりという雰囲気になりがちです。しかし、助産師さんが相手であれば、リラックスした状況の中、様々なことを相談しやすいという声が多いのです。

三つ目のメリットは、助産師の活躍の場が広がるというものです。助産師は独立開業が認められている資格ですが、実際に開業をしている助産師は10%に満たず、大多数は病院の産科や産院へ勤務しています。

助産師外来は、そんな病院や産科で働く助産師が、専門的な知識や経験を活かして活躍することのできる、新しい場所でもあります。助産師外来は、助産師としての力を十二分に発揮できる、理想的な職場の一つだと言えるでしょう。